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運転免許の「AT限定解除」と「最初からMT免許」はどちらが得なのか?

投稿日:2016年11月25日 更新日:

自動車教習所で普通自動車の免許を取るときに、「AT」か「MT」かを選択しますよね。

これでどっちにしようか迷う方も多いと思います。

ATとMTの免許の違いを簡単に言いますと、

AT(オートマチックトランスミッション、通称オートマ)・・・AT車(ハンドルとアクセル・ブレーキペダルだけで運転できる車)に乗れます。

MT(マニュアルトランスミッション、通称マニュアル)・・・クラッチペダルとシフトレバー操作が必要なMT車と、AT車の両方を運転できます。

という違いがあります。

AT限定の運転免許で十分なんですが・・・

今は日本で走っているほとんどの車はAT車です。

車を買うときも、国内の旅行先でレンタカーを借りるときも、ほとんどがAT車です。

ですのでATの運転免許さえ持っていれば、ほぼ困ることはないといえます。

海外へ行くとまた事情は違ってきますが。

しかし私の知り合いは、仕事でMT車を運転することになりました。

仕事で使う社用車がATとMTが両方あって、どちらにも乗れるようにと会社からAT限定解除を勧められたそうです。

知人は「MT車に乗ることはないだろう」と思ってATの運転免許だったのですが、こういうこともあるものなんですね。

結局、自動車学校にまた通ってAT限定解除をしたのですが、そのときにかなり苦労したようです。

話を聞いたところ「AT限定解除するのに総額で7万円ぐらいかかってしまった!」とのこと。

私は最初からMT免許なのであまり詳しく知りませんでしたが「そんなにお金がかかるんだ」とちょっと驚愕。

限定解除は意外とお金がかかるものなんですね。

 

AT限定解除をする理由とかかった料金の総額

AT限定解除をする理由としては、

・仕事や私用でMT車に乗ることになった

・MT免許のほうがカッコいいと思ったから

などがあります。

AT限定解除のために、自動車学校へまた通う方は意外と多いのですね。

ここでATとMTの免許取得にかかる一般の料金と技能の数(1時限は50分で実際に道路で運転する講習)を比べてみましょう。

東京都の東小金井市にある尾久自動車学校のHPがわかりやすかったので、ここから引用しますと、

AT免許 税込280,800円 技能31時限

MT免許 税込293,760円 技能34時限

ATとMTの料金の差は12960円、技能は3時限です。

約1万3千円の差ですから、これを高いと思うか安いと思うかは人それぞれですよね。

そしてAT限定解除(AT→MT)は、税込53,460円で技能4時限です。

ここからATとMTの料金の差額分を引いてみると、53,460-12960=40500円

ATの免許を取った後にAT限定解除するよりも、最初からMT免許を取っておいた方が40500円もお得になります。

もちろん自動車学校によって多少料金も違いますが、どこもだいたい同じような金額になります。

それでも約4万円の差は結構大きな金額ですよね。

技能講習も3時限で済みますし、お金の面でも最初に取っておいた方が安く済みます。

 

AT限定解除の講習では何をするの?

AT限定解除の講習は、上の尾久自動車でいうとMT車に乗って4時限(計3時間20分)の技能講習をおこないます。

やることはギア操作・クラッチ操作での車の発進や停車、S字走行や坂道発進、バックで車庫入れなどを教習所内のコースで教わります。

そして講習が終わった後日に卒業検定(卒検)があります。

卒検に合格した後は合格証明書がもらえて、その後運転免許センターに行って免許証の裏面に「限定解除」の記載と公安委員会の判が押してもらって、正式にAT限定解除となります。

卒検で不合格になると、最低1時限以上の補習を受けた上でまた検定を受けるようになります(補習と検定料は追加で支払う)。

人にもよりますが、4時限の講習を受けてそのまま一発で卒検に合格するのはけっこう難しいようです。

合計で3時間20分程の練習しかしませんからね。

クラッチの使い方がうまくできなかったり、坂道発進が苦手だったりで4時限のみの短い時間の講習で卒検に合格する人はそれほど多くないとか。

危なっかしいようだと追加で講習を受けないといけなくなるのですね(追加料金は1時限で税込4,320円)。

技能講習を3時限追加するだけで、AT限定解除にかかる合計金額が7~8万円まで膨らんでしまいますし、このお金もバカになりません。

 

大変なのは路上に出てからの運転

念願のAT限定解除の免許になったとしても、実際は教習所内のコースを走っただけで一般の道路での運転は初めてになります。

難しいのは路上デビューしてからです。

やっぱりAT車とは勝手が違いますので、ギアを変えてスピードを出すのが怖かったり、エンストばかりして焦ってしまって後ろの車に迷惑をかけてしまうなどの難しさがあります。

ですので最初はMT車の運転に慣れている人を横に乗せて、運転の練習をしてみてもいいですよね。

AT限定解除は4時限ほどの短い時間の講習ですが、最初からMT免許を選べば34時限すべてをMT車の運転の練習に使います。

一般の道路での講習も時間をかけてやりますし、免許がもらえた後も一般道で余裕をもって運転することができます。

でもだからといって「ATよりもMTの免許のほうがおすすめ」とは言いません。

「普通車はAT車とMT車の両方を運転できるようにしたいからMTの免許にする」という方もいますし。

「車はAT車しか運転しないし、必要になったら限定解除すればいい」と考える方もいます。

人によって考え方や事情も違います。

ただこれから運転免許を取る方には、こういう例もあるということで免許を選ぶ時の参考にしてみてください。

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