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簿記の資格の種類とそれぞれの特徴を比べてみた

投稿日:2016年10月12日 更新日:

「突然ですが、簿記の資格っていくつあるか知っていますか?」

「日商簿記は聞いたことがあるけど、ほかはよくわからない」という方も多いと思います。

商業高校に通っていた方なら、簿記はなじみがあると思いますが、普通の高校に通っていた人なら簿記を勉強することはあまりないと思います。

簿記は簡単に言うと「帳簿にお金や財産に関する取引の記録を付けること」です。

会社を経営していく上でも簿記は重要ですし、その知識を確かめるために資格もあります。

私も大学生のときに友人から簿記の試験を教えてもらって、かなり勉強して日商簿記2級まで取ることができました。

必死に勉強して簿記2級をとったものの、今はそれを生かすこともせず、学んだ知識もほとんど忘れてしまっているという悲しい状況ですが・・・^^

「これから簿記の資格を取りたい!」という方のために、「簿記の資格の種類」と「おすすめの簿記の試験」を紹介していこうと思います。

 

簿記の資格は4種類ある

いろいろと調べてみたところ「簿記」と名の付く資格・検定は4種類あります。

それは、

・日商簿記

・全経簿記

・全商簿記

・日ビ簿記

です。

これら4種類の簿記試験は、それぞれ主催している団体が違います。

名前が似ていてちょっとややこしいところもありますが、それぞれ詳しく見ていきましょう。

日商簿記

日商簿記検定は、日本商工会議所が主催している簿記の検定試験です。

試験は1級から4級まであります。

1級・・公認会計士、税理士などの国家資格への登竜門

2級・・最も企業に求められる資格の一つ

3級・・ビジネスパーソンに必須の基礎知識

4級・・簿記入門レベル

試験の難易度の順は「1級>2級>3級>4級」となります。

ホームページにも「7000万人の受験実績を誇る産業界の信頼のブランド」と書いてあるように、日商簿記検定は簿記試験の中で一番知名度が高い資格です。

「簿記の資格を取ろう!」と思ったら、まずは日商簿記を受験するという方が非常に多いですね。

「就職活動のために簿記の資格を取りたい」というときは、知名度の高い日商簿記を取っておいた方が間違いはありません。

全経簿記

簿記能力検定は、全国経理教育協会(全経)が主催する簿記の検定試験です。

試験は上級と1級から4級まであります。

上級・・合格者には税理士試験受験資格が与えられる

1級・・商企業および工企業の経理責任者に必要な知識

2級・・個人企業及び法人企業の経理担当者・事務員に必要な知識

3級・・小規模企業における経営者・経理担当者に必要な知識

4級・・簿記の基礎的な知識

試験の難易度の順は「上級>1級>2級>3級>4級」となります。

簿記の専門学校が主な試験会場となっています。

日商簿記に比べると知名度が低いため、全経簿記というものを知らない人も多いです。

全商簿記

全商の簿記実務検定は、全国商業高校学校主催の簿記検定試験です。

試験は1級から3級まであります。

1級・・会計と原価計算の2つの科目

2級・・製造業で用いられる簿記

3級・・個人企業の基礎・基本となる会計処理

試験の難易度の順は「1級>2級>3級」となります。

全商簿記は名前の通り、商業高校や商業に関する学科を設置している高校などで行われる試験です。

高校生に向けた簿記の試験ですね。

全商1級を取得していると大学や短大への推薦入試で有利になったり、大学センター試験の受験科目として簿記を選択することもできます。

ただ商業高校出身者以外では、世間ではあまり知られていない資格ですので、高校卒業後の就職活動には日商簿記のほうが有利です。

日ビ簿記

日本ビジネス技能検定協会が主催する簿記能力検定試験です。

「全産簿記」とも言われているようですね。

試験内容は1級から3級まであります。

1級・・商業簿記・会計学、工業簿記・原価計算

2級・・商業簿記、工業簿記

3級・・商業簿記

この簿記は大原簿記専門学校の簿記検定という感じで、大原簿記専門学校が受験会場となり、受験者も同校の在校生が多いです。

日商簿記や全経簿記と比べると、知名度は低い簿記検定です。

 

就職に強い簿記検定はどれ?

簿記の試験はいろいろありますが、就職活動のことを考えたら、日商簿記を取得しましょう。

出来れば4級や3級ではなく2級まで取りましょう。

簿記の知識が全くない方は3級から挑戦して試験に合格するか、もしくは3級レベルの知識をつけてから2級取得を目指すようにしたほうがいいですね。

がんばれば参考書や問題集のみの独学でも2級を取得することはできます。

1級は取得するのはかなり大変ですし、求人を見てみても「日商簿記2級」を持っていれば就職で役立ちます。

ただ日商簿記2級を持っている人は、世の中にたくさんいます。

希少価値が高い資格ではないので、就職活動のときに誰にでも役に立つわけではありません。

おそらくこの資格を十分に生かすためには、

「年齢が20代で、経理や事務などの仕事で簿記資格を評価してくれる会社」

に就職するときに有利に働くと思います。

ためしに転職サイトの検索窓に「簿記2級」と打ち込んで検索してみると、それなりに多くの求人が見つかります。

その中から就職先を見つけてもいいですね。

また30代以上の年齢になってから、簿記の資格を取って転職活動を有利にしようと思っても、もう年齢の高さが影響して資格の効力はほとんどなくなります。

ある程度の年齢になったら、資格に頼った就職活動はむずかしくなると思ったほうがいいです。

ですので就職活動を目的とした資格取得なら、若い時に取って就職活動に生かすことをオススメします。

全経簿記を取得するメリット

また簿記の知識を使うことのない仕事(研究職、肉体労働など)に就くときは、簿記の資格はほとんど評価されないと思ったほうがいいです。

日商簿記の資格は人気がありますが、就職のときにどの業界でも通用する資格ではないのです。

そして日商簿記以外の簿記の資格も、就職活動のときに履歴書に簿記の資格名を書いてアピールすることができます。

ただ会社の面接官が、日商簿記以外の簿記の資格を知らないこともあります。

面接のときに「全経簿記って何?」と聞かれることもありますので、それを説明しないといけない時もあるでしょうね。

また「日商簿記検定1級合格者」もしくは「全経簿記検定上級合格者」は、税理士試験の受験資格を有することができます。

どちらも簿記試験の中で、難易度が一番高い試験になります。

両方とも難易度は大体同じぐらいということですが、それぞれ試験の内容が違いますので、どちらか受かりそうな方を選択して試験を受ける方もいます。

合格率を見ると日商簿記1級は10%ぐらい、全経簿記上級は20%ぐらいです。

全経簿記はあまり人気はないですが、税理士試験の受験資格を得るために、合格率が比較的高い全経簿記検定上級に挑戦する人もいます。

いろいろと説明しましたが、簿記の種類は4種類あって就職に強いのは「日商簿記2級」です。

参考にしてみてください。

 

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